約 3,133,234 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4456.html
SDガンダム Gジェネレーション ギャザービート2 【えすでぃーがんだむ じーじぇねれーしょん ぎゃざーびーと つー】 ジャンル ウォー・シミュレーションゲーム 対応機種 ワンダースワンカラー(専用) メディア 64MbitROMカートリッジ 発売元 バンダイ 開発元 ヴァンガード 発売日 2001年6月12日 定価 5,229円 判定 良作 SDガンダム Gジェネレーションシリーズ 概要 新システム 評価点 問題点 総評 余談 概要 ギャザビ系Gジェネ第2作。 前作が一年戦争を題材にしていたのに対し、今作は一年戦争→0083→Ζという順番でストーリーが進む。 ワンダーゲートに対応しており、追加ステージとそれをクリアすることで出現するおまけステージが用意されている。閃光のハサウェイシナリオも収録されている。 新システム 基本システムは前作そのままに、いくつか新要素が加わっている。 サブステージ 各ステージクリア後にプレイできる。敵は全て無人機で、捕獲も撃墜もやり放題。資金稼ぎと経験値稼ぎ、ユニット回収のためのステージである。 プレイ可能回数に制限はなく、いくらでもプレイ可能。ただし、あまりレベルを上げすぎると本編の敵もレベルが上がってしまう。 ルート分岐 前作では何もせずともほぼ全ての作品が参戦するようになっていたが、今作ではルート分岐により参戦する作品が異なってくる。 受け取る戦艦によって∀もしくはV、説得するユニットによってGもしくはWなど。 評価点 ギャザビ系の魅力であるクロスオーバーは健在。 V2アサルトバスターの光の翼対ターンXの月光蝶、明鏡止水の心で覚醒するカミーユなどなど。 さらにラスボスはヒイロで撃破した場合に限り、特殊演出が入る。 カラー専用になったことでグラフィックが鮮明になった。 ニュータイプの特性がより明確になったり、改造の組み合わせが大幅に増加するなど、システム面でもパワーアップしている。 辞典の追加。解説文もなかなか砕けている。 問題点 テンポの悪化。 相変わらず戦闘シーンのスキップはできず、さらに各ユニットの移動スピードも低下。自分のターンが来るまで結構長い。 演出の劣化。 なんと本作では攻撃を回避するモーションが作られていない。射撃武器も格闘武器もわざと外れたようにしか見えない。 難易度の更なる向上。 相変わらず序盤から終盤まで全部が高難易度。ちゃんとレベル上げと機体開発を行っていなければ詰みかねない。 一応、本作ではサブステージで資金・経験値稼ぎができるようになっているので、よほどのことがない限りはそうはならない。 総評 まだまだ荒削りな部分は否めないが、ギャザビ系の魅力は十分に発揮できている良作。 余談 2005年には本作とモノアイガンダムズを基にガンダムSEEDを加えて作り直したDS用タイトル『SDガンダム Gジェネレーション DS』が発売されている。
https://w.atwiki.jp/mgrgundam/pages/17.html
登場する機体のリストです 機動戦士ガンダム 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 機動戦士ガンダムMSIGLOO 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー ADVANCE OF Z ~ティターンズの旗のもとに~ 機動戦士Zガンダム GUNDAM SENTINEL 機動戦士ガンダムZZ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 機動戦士ガンダムUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 機動戦士ガンダムF90 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91 機動戦士ガンダムF91 機動戦士クロスボーン・ガンダム 機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 機動戦士Vガンダム 機動武闘伝Gガンダム 新機動戦記ガンダムW 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 機動新世紀ガンダムX ∀ガンダム 機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 機動戦士ガンダムSEED XASTRAY 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER 機動戦士ガンダム00 機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors ゲーム系 その他
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3761.html
SDガンダム GGENERATION WARS 【えすでぃーがんだむ じーじぇねれーしょん うぉーず】 ジャンル ウォー・シミュレーションゲーム 対応機種 プレイステーション2Wii 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 トムクリエイト 発売日 2009年8月6日 定価 6,980円(税別) 判定 良作 SDガンダム Gジェネレーションシリーズリンク 概要 特徴および評価点 賛否両論点 問題点 総評 概要 トムクリエイト制作によるGジェネ。比較的自由に選べるシナリオを次々とクリアしながら、新たなキャラクターやユニットを入手して、育成・強化していく。PS2とWiiのマルチタイトル。 宇宙世紀限定であった前作『SPIRITS』に対して、本作は初代『機動戦士ガンダム』から初登場の『機動戦士ガンダム00』(ファーストシーズン中心)までのアニメ作品を中心に幅広く収録している。 特徴および評価点 『SPIRITS』のシステム面での長所や進化点はほぼそのまま受け継がれている。 前作で非常に不評だった「ハロスコア」システムを廃止(*1)。それに代わる新システムとして「スカウトリンク」を採用。 ゲーム開始の時点で、プレイヤーが選んだ作品のマスターキャラクター(原作の主人公キャラクター)1名と主役機の実質劣化版にあたるベーシック機(レベルアップでオリジナル機へと開発可能)を入手できる。同作品の他のキャラクターや戦艦はキャピタルでスカウト(≒資金で購入)可能。つまり、とにかくキャピタルさえ支払えば好きなキャラが確実に手に入るというシステムである。 スカウトリンクは、1つの作品のシナリオをクリアするたびに1つ追加で選んでいくことになる。最終ステージがアンロックされる頃には、全てのキャラクターと戦艦が入手可能な状態となる。 「交換」コマンドの導入 これまでの「捕獲」「開発」「設計」の他に、新たな機体入手方法「交換」を導入。 開発系譜を無視して、同程度の性能を持つ他の機体と交換できる。開発の袋小路に入った機体も活きるようになった。ただし普通に生産するよりも多額のキャピタルが必要で費用効率が悪く、あまり濫用はできない。 その代わり、前作までにあった「ゲストユニットをAランクに育てて機体登録」は廃止された。 ハロスコアとゲストユニット登録の廃止により、プレイ中に配慮すべき細々とした要素は激減。良くも悪くも非常にサクサクと進むようになった。 ウォーズブレイクの実装 前作までは、前触れもなく現れてストレスの元となっていた敵増援に「ウォーズブレイク」という名前をつけてシステム化。 ブレイクが起こる条件「ウォーズトリガー」が前もって示され、これを無視するとあっさり終わるが、条件を満たせば増援や強敵が出現し、ストーリーがさらに深く展開するという形に進化した。 増援を出すかどうかをプレイヤーが選べるようになり、快適性が増した。また、キャピタルが欲しいのでウォーズブレイクを起こして稼ぐ、必要な経験値を稼いだからウォーズブレイクを起こさず素早くクリアする…など、ステージ攻略に幅ができた。 ちなみにウォーズブレイクにより登場する敵には別作品からのものが多く含まれており、スーパーロボット大戦シリーズと見間違うほどに混沌としている。 + 一例。ネタバレ注意 ジャブロー攻略作戦(『1st』)の最中に完成したアプサラスIIIでジャブローを火の海にするギニアス・サハリン(『第08MS小隊』) ザンスカール帝国(『V』)の地球クリーン作戦に興味を持ち、作戦を援護し始めるディアナ・カウンター(『∀』) 人類を強制的に眠らせるエンジェル・ハイロゥ(『V』)を「平和の装置」とみなし、掌握したカイラスギリー(*2)で破壊にかかるギム・ギンガナム(『∀』) 世界の争いを監視する使命を持つシャッフル同盟(『G』)が邪魔で仕方がないので暗殺を企てるフロスト兄弟(『X』) ドモンのレインへの愛の告白を聞いてドン引きするアリー・アル・サーシェス(『00』)とフロスト兄弟 『W』のリーブラ主砲をアルヴァトーレのGNフィールドで防ぐアレハンドロ・コーナー(『00』) 『SEED』のアラスカ基地にガルマ・ザビを誘き出してサイクロプスでついでに謀殺しようとするシャア・アズナブル(『1st』) 『SEED』の第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦に乱入するシャア(『Ζ』(*3)) リリーナやマリーメイアら(『Endless Waltz』)のいるブリュッセル大統領府に突如乱入してデビルガンダムを呼び寄せる東方不敗マスター・アジア(『G』) ゲストキャラクターと重複する自軍キャラクターの出撃禁止を撤廃 「ゲストキャラクター」とは、原作ストーリーに準じてマップ上にあらかじめ配置されているキャラクターのことを指す。前作『SPIRITS』では、味方ゲストと同一人物をプレイヤー軍に編成するとそのキャラは出撃不可だったが、本作ではその制限は撤廃された。 味方ゲストと同一人物を自軍に編成して出撃すると、マップ上のゲストのステータス値が自軍キャラクターのものに置き換わる(そのキャラが元々入っていた自軍枠は空白になる)。 慣れるまでは若干ややこしく、プレイヤーにとって有利にも不利にもなる仕様だが、ステージによっていちいち「このキャラは出撃禁止」と言われてストレスを感じたり編成変更の手間をかける必要がなくなったのは改良点と言える。 この仕様は基本的には好評であり、以降のシリーズでは更に発展して受け継がれた。 オプションパーツの仕様変更 ハロスコアの廃止に伴い、どんな形でも何らかのステージをクリアすれば、1種類ずつ順番に購入可能になっていく。実際に購入するにはもちろんキャピタル(やや高め)が必要。 機体に3つまで装備可能になり、機体活用の幅が広がった。ただしゲームバランスを壊すほどの強力パーツは所持数制限あり。 ユーザーインターフェースの改善 テンポが大幅に良くなり、前作までと比べるとほぼストレスを感じることなく遊びやすくなった。 オリキャラデザインの刷新 オリジナルキャラクターは、前作ではほとんどが『ZERO』や『F』のグラフィックに少々手を加えたものだったが、本作では全面的に一新され、垢抜けたものになった。 キャラゲー要素の強化 キャラクターに多彩なアビリティが付き、性能面でも個性豊かになった。 『SPIRITS』では覚醒武装とビームコンフューズくらいしか特殊台詞がなかったが、『PORTABLE』までにあったフィンガー系を使ったときの特殊台詞が今作ではボイス新録で復活。フィン・ファンネルにシャイニングフィンガーソード、ファングの特殊台詞が新たに追加された他、フィン・ファンネルIフィールドやゴッドスラッシュ・タイフーンといった本作にしか実装されていない特殊台詞も多数あり、小説版や声優ネタなどもあってニヤリとさせられる。 カットインの改善 前作『SPIRITS』にあったコクピットカットインだけでなく武装使用時にもキャラクターのフラッシュカットインが追加された。 コクピットカットインも『SPIRITS』の限定された条件からユニット側とキャラクター側のカットインを組み合わせる仕様に変更されたため、『SPIRITS』よりも目にする頻度が大幅に増加した。 上記の汎用カットイン以外にも、特定の必殺技に専用カットインが追加されるなどキャラゲーとしての演出が強化されている。 超一撃BGMの多様化 前作では超一撃時に流れるBGMは一種類だったが、今作では「翔べ!ガンダム」や「FLYING IN THE SKY」「あんなに一緒だったのに」といった主題歌のアレンジBGMが多く収録されるようになった。「モビルスーツ戦~交戦」や「MAIN TITLE」のように前作まではコレジャナイ感のあった一部BGMも原曲に近い新規アレンジがなされている。 ムービー関連 前作のムービーは盛り上がりに欠けるものが多かったが、今作品ではクロスオーバー要素やIF展開の導入により見ごたえのあるものが増えた。 賛否両論点 『SEED』や『00』などの比較的新しい作品は比較的真面目にシナリオを再現している(*4)が、古い作品ほど原作改変が激しい。 例えば『1st』の最終ステージでは、ホワイトベースがソーラ・レイに乗り込んで発射を阻止してしまう。 『1st』はこれまでに何度もシナリオ再現されてきたので、大幅に改変して新鮮味を出すという発想も理解できなくはない。 『W』ではゼクスとノインを操作して連合軍の支配するサンクキングダムを奪回する(*5)、ガンダムパイロットではなくミリアルドを操作してバルジ改を攻略するといった、良い意味でプレイヤーの意表を突くステージもある。 『DESTINY』のシナリオはダイダロス基地攻略までで、打ち切りのような形で終わる。『PORTABLE』と違って本作のシナリオが一貫してシン視点なのを考えると仕方ない部分ではある(*6)。 問題点 アナザー作品の追加により、宇宙世紀作品の扱いが相対的に減少・悪化。シナリオの再現度はもちろん、削られたユニットやキャラクターも多い。 『IGLOO』以外の映像作品は一応最低限のところは押さえているが、例えば『第08MS小隊』『ポケットの中の戦争』はユニット・キャラクターのみで単独ステージは用意されていない(*7)。 『1st』以外のコア・ファイター系ユニットは軒並み削除。一方で61式戦車などの明らかに趣味な領域のユニットは残っている。 戦車系やコア・ファイターは開発の起点となるユニットのため、どちらかと言えば素材として残された可能性が高い。 『センチネル』『閃光のハサウェイ』『クロスボーン』などといった非映像作品は主要ユニット・主役級キャラクターが収録されているだけでライバルキャラはいないと『PORTABLE』時代の水準に戻った。前作であれほど優遇された『IGLOO』2作は合わせてユニットが3機のみ収録。ゲーム出身作品もガンダムタイプとそのパイロットを除くと惨憺たる状態で、シナリオには一切関わらない。 そのほか『第08MS小隊』のジムヘッド(*8)も削除。そのため後期08小隊の機体が揃わない。 また、分離形態が削除されたバウやハードポイントシステム(以下HPS)が削除されたガンダムF90など、機体のアイデンティティが削除された機体もある。 もっともF90は原作漫画版ではミッションパックを装備していないので、ある意味原作再現だが。 宇宙世紀限定であった前作に対し、本作は容量の問題もあるのでやむを得ないところではあるのだが、ファンにとっては残念なところ。 せっかく前作でグラフィックを新調したユニットが削られているのはやはりもったいない話である。 キャラクターも原作での味方キャラクターのほとんどがスカウトできるようになったのに比べて、敵キャラクターでスカウトできるのはライバルキャラなどごく一部。 ヤザン・ゲーブルやザビーネ・シャルといった『SPIRITS』ではスカウトできた宇宙世紀の強パイロットらに加えて、『SEED』のイザーク・ジュールはスカウトできない上に戦闘で出てくるステージも1つだけ、タイトル画面以外ではカットイン皆無とかなり不遇。一部では同僚のディアッカが『スーパーロボット大戦Z』などと同様にボイスがない煽りを食らって出番を減らされたのではないかと推測されることも。 これまでの「通信」「操舵」「整備」に代わって導入された「配置適性」により、適性のないキャラはその部門には配置できなくなった(*9)。容量の問題でボイスなしのキャラが出てくるのを避けたかった(*10)のかもしれないが、キャラクター運用の自由度が下がったのはやはり問題だといえる。 ウォーズブレイクで出てくる他作品のキャラクターは原作での敵キャラばかり。戦闘デモにある「ヒイロvs刹那」のような対決をステージ上で再現することができない。 出てくる敵の面子も『∀』ステージでは『ΖΖ』と『G』、『00』ステージでは『SEED』と『DESTINY』と作品縛りになっており、同じ顔ぶれと機体ばかりと戦うことが多くやや飽きる。原典同様に機体を次々と乗り換えてくる『1st』ステージのラウ・ル・クルーゼのように面白い部分もあるが。 EXステージでもウォーズブレイクがあるが、一部ステージでは過去の時間軸(本来なら既に死亡している扱い)の敵が登場する。 ボイスあり台詞の掛け合いも原作台詞の切り貼り(会話のドッジボール)がほとんどで、本作の設定を反映した新規ボイスは少ない。 最終ステージでは大幅に強化された各作品の主役ガンダムが敵として出てくるが、操っているのがいわゆるAIなので味気ない。 前作で個性豊かだった一般兵のボイスがネオ・ジオンニュータイプ兵を除いて共通化。戦闘演出が一部簡略化されて、通信士や操舵手の台詞も減らされるなど、容量圧迫の煽りを受けたと思しき箇所も。 前作では36人いたオリジナルキャラクターが20人に減らされたため、オリキャラだけでの部隊フル編成が難しくなった。 本作では1グループ最大15人で編成でき、それを2グループ出撃させることができる。 そのため、複数枠必要な2Lサイズ以上のユニットも含めて編成するならともかく、Lサイズ以下のユニットだけだとフルで出すにはオリキャラだけでは足りなくなることも珍しくない。 総合的なボリュームが『F』や『PORTABLE』には及んでいない もっともこの点は『F』と『PORTABLE』が飛び抜けているだけで、本作もそこまで悪くはないのだが。 そんな中で、当時の最新作であった『00』の再現度はなかなか頑張っていると言える(*11)。ユニット性能やキャラクター能力など他に比べてかなり優遇されているが、いわゆる「ご祝儀」だったのだろう。 『PORTABLE』には多く収録されていた『ASTRAY』系のユニット・キャラクターが一切収録されていない(*12)点は、やはり残念。 本作の発表直後、某匿名掲示板にトムクリエイト社員を名乗る書き込み(*13)があり、その時点でデータ容量がディスクから「溢れていた」という。公式サイトや発売前の雑誌記事などでは眼帯ロックオンや2nd版刹那が掲載されていたり、製品版にも『MSV』や『コロニーの落ちた地で…』『鋼鉄の7人』、『SEED-MSV』『ASTRAY』のものと思われる没アビリティがいくつも存在しており、開発開始の時点では非映像作品まで網羅しようとしていた可能性がある。 フルボイスの廃止 前作『SPIRITS』では一部を除いてフルボイスだったが、今作ではストーリーパートのボイスはナレーションのみで、それ以外は基本的に字幕のみという仕様に戻った。いくつかの名台詞のみ(戦闘パートも)ボイスあり。 これについては、ストーリーパートまでフルボイスだった『SPIRITS』がとりわけ豪華だったと考えるべきか。 『SPIRITS』はフルボイス仕様なのが仇となり「故人が担当していたキャラクターに声が入っていない、もしくは一部でしか喋らない」といったどうしようもない欠点も持っていた(*14)。 『G』の最終ステージで詰む可能性 原作を反映して、別マップに隔離されたゲストのシャッフル同盟5体だけでウルベのグランドマスターガンダムと戦う展開になるので、他ステージのように自軍を鍛えて力でねじ伏せるという方法が取りづらい(*15)。 特に最終マップではゴッドガンダムがデビルガンダムと1対1で戦う羽目になり、普通に戦うと機体性能の差とDG細胞の自動回復でこちらが押され詰んでしまう。 対策としては最終マップに行く前でドモンを超一撃状態にし、最終マップで石破天驚・ゴッドフィンガーを使えば一撃で倒すことは可能。 Gジェネシリーズ共通の問題点として、序盤は自軍戦力が乏しくカツカツの部隊運営とシビアな戦闘を楽しめるが、自軍が強化されてくる中盤以降は力押しの作業ゲーとなる。ただしEXステージの敵はかなり強化されているため通常ステージとの難易度差が著しい。 交換を駆使すれば開発系統を無視して序盤からいきなり強力な機体を作れるようになるので、ゲームバランスが若干悪化している。 交換にはもちろん相当量のキャピタルが必要なので、稼ぎプレイをする必要があるが。 オプションパーツ「デュートリオンビーム発信機」を装備できるMSがあり、特定の組み合わせで装備させるとMSでデュートリオンビームを発信して他のデュートリオンビーム受信機持ちを回復させたりする事ができる。 これだけ聞くと大した問題には思えないが、この発信機を装備させ更に受信機を自分に装備するとなんと自分のENを回復できてしまう。 更に照射コマンドを使いキャンセルすると何事もなかったかのようにもう一度行動できるようになる。多用すると無限に移動が可能になるのでゲームバランスが崩壊する。 もちろん一種のバグなので、使わなければいい話なのではあるが。 総評 シリーズ他作品に比べると突き抜けた部分に乏しく、前作『SPIRITS』から削られたユニット・キャラクターが多い点は批判の対象となっているものの、『SPIRITS』のストレスの溜まる部分を大幅に改善した佳作。シリーズファンからの評価も高い。 知名度の高い人気作品が順当に優遇されていることもあり、Gジェネ初心者にも薦めやすい作品と言える。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4247.html
SDガンダム Gジェネレーション ADVANCE 【えすでぃーがんだむ じーじぇねれーしょん あどばんす】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 ゲームボーイアドバンス 発売元 バンダイ 開発元 ヴァンガード 発売日 2003年11月27日 定価 【通常版】6,090円【本体同梱版】20,130円(全て税5%込) 判定 良作 ポイント 色んな意味で輝くククルス・ドアンクルーゼがまさかの機体で駆け回るガンダムファンなら歓喜必至なシチュエーション多数 SDガンダム Gジェネレーションシリーズ 概要 参戦作品とそれぞれの立ち位置 システム 評価点 問題点 総評 余談 概要 GBA唯一のGジェネで、バンダイの初GBA作品。ワンダースワンの『ギャザービート』を基に、当時のガンダムシリーズ最新作である『機動戦士ガンダムSEED』の要素などを追加したリメイク作。 ストーリーは『機動戦士ガンダム』(以下「1st」表記)の一年戦争を基盤に、所々に他の作品のシチュエーションを挿入するという、スパロボのようなクロスオーバーものの構成となっている。 参戦作品とそれぞれの立ち位置 + クリックで開閉 機動戦士ガンダム ストーリーの基盤だけあって、ガルマ特攻、ジャブロー降下作戦、ア・バオア・クー決戦など、重要の場面は押さえている。 ただし『1st』の機体は下位種扱いで、終盤では『1st』のキャラが『Ζ』『ΖΖ』『逆シャア』系の機体に乗ることになり、「光る宇宙」ではシャアがサザビー、ララァがα・アジールに搭乗する。ちなみにエルメスはプレイヤーが開発しないと出てこない。 1話きりのキャラ、ククルス・ドアンが妙にクローズアップされる。(詳細は後述) 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY モルモット隊のフィリップ・ヒューズ、サマナ・フュリスが登場。 ユウとニムバスの決戦を臨むためには、複雑な条件を満たしボーナスステージに行く必要がある。このステージはかなりお得なので、見逃さないように。 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 ストーリー再現がないが、サイクロプス隊が普通に出てくる。そしてバーニィが他のサイクロプス隊メンバーが存命中にもかからず、クリスの説得であっさり自軍に寝返る。 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 第08小隊の主要パイロットが全員登場するだけにとどまらず、Ez8はギャザビシリーズ同様に宇宙戦に対応した「Ez8改」に改造され、同時に高機動仕様・砲撃仕様への換装形態も追加される。シローとアイナとのチーム補正も飛びぬけており(*1)、覚醒コマンドまであるなど優遇されている。 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY 味方パイロットに不死身の第4小隊とキース、エイパー・シナプスが味方三人の艦長の一人。敵にビッター少佐、シーマ様とデトローフ・コッセルなど、脇役面も充実している。 再現されたシーンはガンダム強奪と二号機打ち上げの二つ。 機動戦士Ζガンダム ジャミトフ・バスク・ヤザン以外のティターンズのキャラが(ジェリドやシロッコすら)登場せずストーリーも再現されないが、なんとフランクリン・ビダン(カミーユの父)が登場。デラーズ・フリートに亡命する。 今回もカミーユの覚醒イベントが存在、精神崩壊のリスクも変わらず。だが覚醒しつつ精神崩壊を回避するイベントが存在する(後述)。 ガンダム・センチネル スペリオルガンダムとガンダムmkVが登場するが、残念ながらキャラは一切登場しない。 機動戦士ガンダムΖΖ 味方はジュドー達シャングリラチルドレンにとどまっておりプルやマシュマーといったネオジオンのキャラが未登場。ハマーンは… 登場機体はΖΖガンダム、ジムIII、ザクIII、ドーベンウルフ、キュベレイmkIIなど。ユニット発展図では重要なポジションを占めている。 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア シャアは逆襲しないが… 機動戦士ガンダムF91 主人公のシーブックと乗機F91だけ登場。 機動戦士Vガンダム 主人公のウッソ・ヒロインのシャクティと、ウッソの乗機Vガンダム・V2ガンダムだけ登場。 機動武闘伝Gガンダム デビルガンダムが登場せず、ストーリー再現はないが、ドモンと東方不敗が随所でおいしい役回りを演じる。 新機動戦記Wガンダム ヒイロ以外のガンダムパイロットはいないが、ノインとゼクス、デルマイユ公爵、果てにアレックスとミュラーなど、敵役が充実。 機動新世紀ガンダムX ガロードが隠しキャラで、ガンダムXの入手もさらに別の条件が必要。一方フロスト兄弟は常にプレイヤーサイドと敵対する。 ∀ガンダム 味方がロラン・ハリーと隠しでポゥのみ。フィルの率いるディアナ・カウンターが出るが、ギンガナムとその艦隊が存在しない。ターンXもない。 ディアナはアニメーションデモ・BGM「月の繭」と共に登場し、存在感を放つ。 ホワイトドールこと∀ガンダムは大して特別の存在として見なされていない。だが月光蝶がしっかり使え、戦力としては一級品。 機動戦士ガンダムSEED 『NEO』『モノアイガンダムズ』では機体だけ登場するのだが、原作再現は今回が初めて。そのためプロローグではヘリオポリス崩壊の場面が展開されるなど優遇されている。 ただし発売時期の都合から、再現シーンそのものは上記のヘリオポリス崩壊・砂漠の虎との決戦・そして終盤エピソード「螺旋の邂逅」の再現といった部分的な要素に留まる。ザフトのガンダムパイロットもアスランしかいない。 他にも『ギレンの野望』からゼロ・ムラサメとガンダムmkII0号機が参戦し、他にも『MSV』のライデンやマツナガといった、本家Gジェネでお馴染みの要素も登場する。 システム ストーリーは『ギャザビ』が元になっているが、システム面は従来のGジェネのシステムを採用している。 スタック、間接攻撃、IDコマンドなど『ギャザビ』から輸入されたシステムもある。 ステージクリア後のバックステージ(インターミッション)にて「索敵」を選択することで味方強化用のステージをプレイ出来る。 このステージでしか登場しないレアユニットも存在する。 また、ステージ中に特定の条件を満たすと追加ステージ「エクストラセッション」がプレイ可能な場合がある。ここでしか仲間にならないキャラやユニットもいる。 バックステージでは他にも「改造」「補給」などが行える。 改造はユニットを強化、補給は機体や改造パーツを購入出来る。機体に改造パーツを装備させることで新しい機体を設計することが出来る。 捕獲や補給で入手したユニットは売却して資金にしたり、分解して改造パーツにするといった事も出来る。 評価点 クロスオーバーの環境を活かした、ガンダムファンなら歓喜する大胆なシチュエーションが多数存在。 真っ先に挙げられるのは、ククルス・ドアンの覚醒だろう。1stでは1話きりのキャラだが、条件を満たせば味方に参入する。しかし参入時とそれ以降にとんでもないイベントが存在する。 + イベント詳細 参入シナリオで「MSによる格闘技で敵のザクを粉砕する」という流れ自体は原作通りだが、その際乗機のザクがスーパーモードに入ったモビルファイターのように金色に輝き、格闘技を放つ。この時点でのスーパーモードはこのイベント限定。 後のシナリオで別の条件も成功させると、なんとピンチに陥った時にドモンから叱咤激励を受けて覚醒し、スーパーモードを任意で発動できるようになるという、クロスオーバーならではの展開が起こる。 カミーユの覚醒かつ精神崩壊回避イベントもまた秀逸。 + そのイベントについて。 カミーユが怒りに溺れる最中にドモンの助言を受け、明鏡止水に目覚めて冷静さを取り戻すというもの。 一方で精神崩壊の回避に失敗すると、それ以降は出撃不能になってしまう。 アムロは1st版のままだが、νガンダムのフィン・ファンネルを使うと1st版パイロットスーツでのカットインが挿入される。なお、台詞は『逆シャア』の再現であり時代を先取りする形に。 他にも原作ですぐ死亡する敵キャラが、何度も自軍に敵対する。 代表格は『W』のアレックスとミュラーだろう。彼らは序盤ですぐにゼクスに粛清されるのだが、本作では『W』がらみの山場シーンにも味方に立ち向かい、印象に残りやすい。 ヒイロとユウの無口コンビ、アムロとキラの親友関係と、ニヤリを誘う描写も。 以上のほかにも、ファンならハッとさせられるシーンが点在する。 一部ボスのインパクトが凄まじい ラウ・ル・クルーゼは終盤でまさかの機体に乗って自軍の前に立ち塞がる。 + クルーゼの機体について どういうわけか、本来はキラの後継機であるフリーダムに搭乗する。クルーゼが所属するZAFT製なのでありえなくはないが…。 原作の最終盤ではプロヴィデンスという専用機に搭乗していたが、本作の発売が『SEED』放送後たった2ヶ月なので、本作制作時にプロヴィデンスに関する資料は無かったと思われ(放送当時、登場前はメディアでの情報さえも伏せられていた)、スタッフが苦肉の策を取ったのだろう。 終盤にムウが乗るストライクと、クルーゼのフリーダムとの一騎打ちという山場イベントがある。ちなみにそのときキラはリ・ガズィ(『逆シャア』の機体)に乗る。 クルーゼの死後はフリーダムが回収されキラが乗れるのでご安心を。 ラスボスも意外性と異様さがあふれている。 + ラスボスの実態。ネタバレ注意 『08MS小隊』のキャラ「ギニアス・サハリン」が、オリジナルの巨大モビルアーマー「グロムリン・フォズィル」に搭乗し、原作さながらの狂気に満ちた様相でラスボスとして君臨する。高い攻撃力と3回復活を持つ強敵。 微小のダメージでも「こんなことが…こんなことがあるはずが…」と余裕を失った様なセリフを吐くのはご愛嬌。 原型機であるグロムリン自体が「1stの放送打ち切りに伴う没設定(通称トミノメモ)」からの出自とただでさえニッチ極まりないネタなのに加え、他作品の存在であるDG細胞やナノマシンまで搭載しており、本作の(いい意味での)やりたい放題っぷりを象徴している。 ゲームバランスも良好。 戦闘中セーブが出来ないが(中断は出来る)、1ステージは極端には長くないのですぐにインターミッションでセーブできる。難易度もそこまで高くなく、慎重に進めばクリアは容易。 ただ序盤ではザフトの高性能機の前に苦しむこともあるので気をつけたい。 条件を満たすことで進めるボーナスステージは、かなり歯ごたえがある。 一度クリアするとスペシャルモードが開放される。敵ユニットの改造度とパイロット能力が強化され、難易度が上昇する(*2)が、このモードでしか手に入らない隠し要素がある。 戦闘アニメデモが前作から進化 武装構え、被弾仰け反りモーションから始め、陸戦型ガンダムならシールドの上にキャノンを番えて撃つ(*3)、ストライクならナイフで連続攻撃するなど、丁寧な作りが点在する。 相変わらず戦闘アニメはカットできないが、テンポが良くなったためストレスが減った。 次作『DS』では戦闘アニメから被弾モーションなどが省略されてしまったため、相対的に本作や前作『モノアイガンダムズ』の演出が評価されることに。 BGMが良質。 版権BGMの「あんなに一緒だったのに」「嵐の中に輝いて」「JUST COMMUNICATION」「月の繭」が、GBAの音源でありながら雰囲気を遺憾なく醸し出している。さらに「Beyond the Time」など、ほぼフルコーラスで収録された長尺の楽曲もあり、個々の聴き応えは十分。 版権BGMは続編の『DS』『クロスドライブ』で流用・再録されたものも少なくないが、「哀戦士」「風にひとりで」や上記の「JUST COMMUNICATION」「月の繭」など、本作にしか収録されていない楽曲もいくつか存在する。 オリジナルBGMにおいても、戦闘BGMの「ドッグファイト」や自軍ターン中に流れる「デタミネーション」など、音作りがいいものが多い。 ステージのタイトルコールが妙に凝っている。これは『NEO』と同様。 プロフィールの解説がいろいろぶっ飛んでいる。ファンの意表を突くメッセージが多数盛り込まれており、原作を知る人は爆笑必至。 + 参考動画・キャラクター編 http //www.nicovideo.jp/watch/sm2012512 + 参考動画・ユニット編 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1970036 問題点 優遇される作品がある一方で、不遇の作品も多い アニメ作品の主人公であるジュドー・シーブック・ウッソ・ガロードが隠しキャラ。ガロード以外は乗機も能力もストーリーでの絡みも微妙。 特にウッソの乗機であるV2ガンダムは、象徴ともいえる「光の翼」や、アサルト・バスターという二つのオプションパーツが全てオミットされ、汎用的な武器しか使用できないという有様。初期の乗機であるVガンダムも後半でようやく手に入るが、こちらも時期的に厳しい性能。 ガロードは専用IDコマンドでガンダムXのサテライトキャノンを使用できるという持ち味がある。だがガンダムXの入手に別の条件が要るため、見逃してしまうとIDコマンドが1つ無駄になってしまう。 多くの後期主人公機が登場しない 特にアナザーガンダムシリーズに多い。たとえばウイング・シャイニングガンダム・ガンダムXが登場しているのに、原作でそれぞれの後継機となっていたウイングゼロ・ゴッドガンダム・ガンダムDXは揃って未収録となっている。おそらくは開発図から外れる機体の数を抑える措置と思われる。 『SEED』系の敵機体が厄介 序盤ではジンとバクゥが他の敵機に比べて高性能。バクゥに至っては間接武器所持で味方の射程外から攻撃を仕掛け、甚大な被害を与えてくる。 追い討ちのごとく、それらを捕獲しても味方の誰も乗れない。コーディネイター用機体のOSはナチュラル(*4)には扱い難いことの再現だと思われる(*5)が、正規のパイロットではないキラはまだしも、何故かザフト所属でコーディネイターのアスランも搭乗出来ない。分解しても最下級のパーツしか得られず、開発にもありがたみが薄い。 ちなみに『DS』では、『SEED』系機体は入手できる物なら搭乗制限がなくなった。 キーレスポンス問題 時々インターミッションでカーソルを動かすだけでも長押しが必要になりストレスがたまる。 生産・捕獲で味方ユニットが増え過ぎるときに起こると思われる。過剰に積もらせなければ回避できる。 本流のGジェネと異なり、ゲームクリア後にステージを遡ってプレイすることが出来ない。 シミュレーションRPGとしては別に問題となる要素ではないが、本作は隠し要素の他にステージ内での会話シーンや専用デモも多く、もう一度見たいと思ってもセーブが1個しか無いせいで、一からやり直さなければ確認できないのである。 次作以降ではステージセレクトこそ存在しないものの、ステージ中に発生する専用デモや一部のイベント戦闘が図鑑から見返せるようになったことで、ある程度は改善されている。 一応、インターミッション時の通常セーブとステージ中の中断セーブはそれぞれ独立している仕様を利用し、実質的にセーブデータを2個保存することも可能。とはいえ、それぞれでセーブのタイミングが限られることや、当然ながら本来の形で通常セーブ・中断セーブを活用できないといった難点もある。 各版権BGMは全てがフルコーラスで収録されている訳ではなく、一部パートがカットされていることも少なくない。特に「めぐりあい」は、よりにもよってサビにあたるパートがカットされてしまっている。 BGMのフルコーラス化については残念ながら続編以降も特に意識されることはなかったものの、「めぐりあい」については『DS』にてフルコーラス版が追加収録されている。 総評 キーレスポンスや参戦作品の優遇不遇などの問題はあるが、スパロボに負けず劣らずのクロスオーバーやIFが豊富なシナリオ、良好なゲームバランスなどゲームの完成度は高い。 手軽に楽しくガンダムの世界に入り込むにはもってこいの一作といえる。 余談 没データとして内部データにジャスティスガンダム、デビルガンダムレイン、ドモン レイン、シーブック、ジュドー、ウッソにハイパー化を用意した痕跡が存在する。 限定版にはシャアをイメージした真っ赤なゲームボーイアドバンスSPが付属している。 2005年にはニンテンドーDSで『SDガンダム Gジェネレーション DS』が発売された。こちらは『ギャザービート2』と『モノアイガンダムズ』をベースにしている。 主にシナリオ面の評価が高いが、演出面で本作から劣化している部分も見られる。 2022年6月に「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」が上映された。本作のキャラクター辞典に「ここ二十数年で一番の晴れ舞台」と、的確な表現がなされていたが、それ以上の晴れ舞台が用意されるという、色々な意味で前代未聞な事態となった。
https://w.atwiki.jp/ggenewars/pages/110.html
シナリオ攻略 シナリオ クリア ボーナス CAPITAL ACE POINT CLEAR BREAK1 BREAK2 BREAK3 BREAK4 1位 2位 3位 50000 +300 +200 +100 勝利条件 ガーダーの全基破壊 敗北条件 マスターユニットが撃破 自軍が全滅 制限ターン内にガーダーの全基破壊に失敗 - WARS TRIGGER - マスターユニットがシャア専用ザクIIを破壊 マスターユニットがキュベレイを破壊 マスターユニットがガンダムエピオンを破壊 マスターユニットがプロヴィデンスガンダムを破壊 初期配置 自軍 自軍選択2グループのみ 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 ポイント HP EN 攻撃 防御 機動 備考 ガーダー(I型) System-GenerationI 10 2800 45600 492 53 54 43 シャア専用ザクII System-GenerationII 1 1200 16400 102 44 41 47 登場時にシャアの声 リーオー(OZ) System-GenerationI 12 1000 13830 144 42 42 46 ザクII System-GenerationI 6 1000 14240 102 41 41 44 ジン System-GenerationI 12 1000 14200 132 43 41 46 ティエレン宇宙型 System-GenerationI 6 1100 14240 170 45 49 46 敵軍増援 ガーダー(I型)を10基破壊 機体 パイロット(艦長) 出撃数 ポイント HP EN 攻撃 防御 機動 備考 ガーダー(II型) System-GenerationI 3 2500 35600 492 58 54 48 ガーダー(II型)を3基破壊 機体 パイロット(艦長) 出撃数 ポイント HP EN 攻撃 防御 機動 備考 ガーダー(II型) System-GenerationI 3 2500 35600 492 58 54 48 ガーダー(II型)を6基破壊 機体 パイロット(艦長) 出撃数 ポイント HP EN 攻撃 防御 機動 備考 ガーダー(II型) System-GenerationI 3 2500 35600 492 58 54 48 WARS BREAK 1 MAP北 機体 パイロット(艦長) 出撃数 ポイント HP EN 攻撃 防御 機動 備考 キュベレイ System-GenerationII 1 1600 19760 162 57 54 57 登場時にハマーンの声 キュベレイMk-II(プル仕様) System-GenerationI 1 1500 19760 177 57 54 57 キュベレイMk-II(プルツー仕様) System-GenerationI 1 1500 19760 177 57 54 57 ヤクト・ドーガ(ギュネイ専用機) System-GenerationI 1 1500 19940 198 56 56 56 ヤクト・ドーガ(クェス専用機) System-GenerationI 1 1500 19940 198 56 56 56 ベルティゴ System-GenerationI 2 1400 19220 210 54 54 54 WARS BREAK 2 MAP北 機体 パイロット(艦長) 出撃数 ポイント HP EN 攻撃 防御 機動 備考 ガンダムエピオン System-GenerationII 1 2100 22550 402 60+5 58+5 57 登場時にミリアルドの声 メリクリウス System-GenerationI 1 1500 20320 252 53 58 54 ヴァイエイト System-GenerationI 1 1600 20320 282 58 53 54 トールギス System-GenerationI 1 1700 21080 381 56 56 56 トールギスII System-GenerationI 1 1800 21800 408 58 58 57 トールギスIII System-GenerationI 1 2000 22160 465 59 59 59 WARS BREAK 3 MAP北 機体 パイロット(艦長) 出撃数 ポイント HP EN 攻撃 防御 機動 備考 プロヴィデンスガンダム System-GenerationII 1 2100 22560 492 60 57 56 登場時にクルーゼの声 イージスガンダム System-GenerationI 1 1600 18720 387 55 52 57 ブリッツガンダム System-GenerationI 1 1600 18720 357 54 52 58 デュエルガンダム アサルトシュラウド System-GenerationI 1 1500 18720 342 55 57 53 バスターガンダム System-GenerationI 1 1600 18720 402 56 52 51 WARS BREAK 4 MAP1北 機体 パイロット(艦長) 出撃数 ポイント HP EN 攻撃 防御 機動 備考 サイコ・ハロ System-GenerationI 1 3600 45200 492 73 73 83 ハロ System-GenerationI 2 1500 17600 492 49 49 49 フェニックスガンダム(能力解放) System-GenerationI 1 1400 17400 242 52 52 55 フェニックス・ゼロ System-GenerationI 2 1200 15920 222 47 47 50 トルネードガンダム System-GenerationI 4 1200 15560 177 46 46 46 攻略 懐かしのガーダーが出てくるステージ。 ターン制限があるので敵の全滅が面倒という人はボーナスステップを利用してさっさとガーダーを撃破して回ろう。それが出来るユニットがあるなら、最終ステージの方が稼げる。 WBで増援として出てくるユニットはマップ上の飾り(?)の前(周り(月面)とは地面が違う場所)に出現する。出現後はトリガーユニットも含めてすべて前進して来るので、即座にWB1を発生させると良い具合にMAPの中央でキュベレイと遭遇できる。ただし次のエピオンは変形して突入して来るので素早い対処が必要。またトリガーユニットを連続して倒してしまうと位置はズレるが出現した敵で溢れかえる。MAP兵器でまとめて潰すチャンスではあるが、反撃が恐ろしい場合は出現数を調整すること。 WBで敵を出現させる場合、フェイズや戦艦の位置を気を付けておかないと出現してきた敵ユニットに集中砲火を食らって沈む可能性もある。自軍フェイズでさっさと倒すか、戦艦は少し引き気味に配置しておこう。 勝利条件はガーダー全滅なのだが、初期配置のガーダーを倒すとマップ上方に石化していたガーダーがそのままの位置に敵ユニットとして出現する。上左右で毎回1機ずつ出現し、距離も少し離れているのでターンには余裕を持っておくこと。またMAP兵器を撃ってくるので正面での待機は避けること。一発なら耐えられても二発は厳しいので交差ポイントでの待機は厳禁。 敵戦艦は出ないのでWBを進めながら6機ずつ倒していくと単艦出撃の最終ステージよりも多くのパイロットにエースポイント(1位ボーナス300)を獲得させられる。ガーターを一撃で撃破できチャンスステップで一掃させられる無双ユニットはなるべく温存し、そこそこ強化した無双ユニットでザコや増援を潰していけば良い。敵の配置は増援を除いて6機編成が基本なのであまり細かい計算はいらない。また、初期配置のシャアザク後方のザク部隊は密集しているのでマスターユニットのひとつをミーティアにして突入し、シャアザクを撃破した後のチャンスステップでMAP兵器を使えばいきなり部隊全部を瀕死にさせられる。敵の強化でダメージが出ない戦艦でも楽に経験値を回収でき、エースポイントを獲得させられる。ただし、稀に撃破しているにも関わらず撃破扱いになっておらず計算が合わなくなる場合がある。無双が途切れ、敵ターンでの反撃で倒した場合に多発。 反撃で敵ユニットを撃墜する場合、相手の攻撃が命中してしまうとエースポイントが入らないので注意。 地形上、自軍戦艦の前進速度は遅くなるので、早い段階で無理に突入するよりも後方に部隊を展開して、ライブザクウォーリアによるテンション上げをしてから突入した方が後半の攻略が楽になる。補給の関係で戦艦を前進させたい場合はいずれか一艦を優先して侵攻させた方がスムーズに前進できる。 なお、地形の関係上長さが7マス以上ある大型艦(リーンホースJr.など)は詰まりやすくなる。なので小型艦の使用を推奨。
https://w.atwiki.jp/generation-world/pages/351.html
ユニットリスト 機体名称 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 交換ポイント ネティクス 27700 485 M 14400 115 23 23 28 6 B - B - C 量産型ビグザム 25800 550 XL 14400 172 25 27 12 6 C - A - - グレート・ジオング 62100 1130 L 18600 170 37 37 25 5 B B B - - ノイエ・ジールII 96400 1055 XL 31800 315 40 32 26 7 A - - - - ギャプラン改 27100 490 L 13200 165 26 25 26 8 B B - - - ガンダムMk-IV 28700 520 M 13040 132 24 23 27 6 B - B - C タイタニア 58600 680 L 15300 170 31 30 35 7 A - B - C ギャン改 26500 480 M 12960 113 24 24 25 5 B - B - C ビギナ・ロナ 57800 770 S 15200 186 32 30 32 7 B C B - C エビル・ドーガ 112400 1080 XXL 35400 333 42 36 23 7 B A - - - ザク50 96000 950 XL 33600 282 35 33 25 6 A B - - - リグ・リング 30500 515 S 13560 160 25 24 30 8 B A - - - ザンスパイン 60200 800 M 15360 150 33 30 37 8 B B B - C デビルガンダムJr. 124900 1300 XL 31200 350 45 46 40 6 B B B - - ガンダムアクエリアス 42900 745 M 15720 180 28 33 28 7 B B C - B ガンダムベルフェゴール 30600 655 L 15060 140 29 28 27 6 B C B - C フェニックス・ゼロ 20200 390 L 10320 115 18 18 20 6 B B B - B フェニックスガンダム 25300 485 L 11000 130 22 22 24 6 B B B - B フェニックスガンダム(能力解放) 77700 777 L 15000 180 27 27 27 7 A A A - B ハロ 86000 860 XL 12000 250 25 25 25 7 A A A - - サイコ・ハロ 150000 1500 XL 45000 450 45 45 45 8 A A A - - ビッグ・ガーダー 生産不可 - XXL 60000 450 35 30 26 0 A - A - - ガーダー(I型) 生産不可 - L 22800 450 27 27 22 0 A - A - - ガーダー(II型) 生産不可 - XXL 35600 450 29 27 24 0 A - A - - ガーダー(III型) 生産不可 - XXL 63800 450 34 33 27 0 A - A - - レギナ 30000 585 L 12000 130 26 26 26 6 B B B - B ハルファスガンダム 77700 777 L 20000 180 32 28 30 7 A A A - B バルバトス 200000 2000 L 30000 250 40 40 40 15 A A A - A
https://w.atwiki.jp/gundamwar/pages/174.html
シャア・アズナブル 概要名称が同じとして扱われるカード 関連カード GUNDAM WAR 宇宙要塞ア・バオア・クー / 拡張シート1 ベースドブースター / 猛き濁流 刻の末裔 / 赤い彗星シャア編 / エクステンションブースター ガンダムエース編 エクステンションブースター2専用機のセットが成立するユニット一覧 革新の波濤 / ベースドブースター3 宿命の螺旋 / エクステンションブースター2 乱世に生きる漢たち コラボレーションカード [部分編集] 概要 「機動戦士ガンダム」シリーズの重要キャラクターの一人をモデルとしたキャラクター。 人気のあるキャラクターであるため収録された回数が多く、非常に多くの種類がある。(後述) 「機動戦士ガンダム」に登場した緑のシャアと、「機動戦士ガンダム_逆襲のシャア」に登場した赤のシャアの2種類に大別できる。 再録カードやコラボレーションカード、クワトロ・バジーナなどの「シャア・アズナブルとしても扱う」カードなどを全て数に含めると、「シャア・アズナブル」が収録された回数は実に24回(「エクステンションブースター2」には2枚同時に収録されており、それを2回として数えるならば25回)という数になる。これは「絶対戦力」現在、ガンダムウォー史上最多の数である。 名称が同じとして扱われるカード クワトロ・バジーナ キャスバル・レム・ダイクン 関連カード サザビー《12th》 サザビー《DB10》 シャア専用ザクII《SP》 赤い彗星のシャア [部分編集] GUNDAM WAR CHARACTER(UNIT) CH-2 緑 2-5-0 R (常時):《(4)》このカードを本来の持ち主の手札に移す。 M Ad NT [2][2][2] 初弾のシャアは破壊されても手札に移り、アドバンテージを失わないカードである。 もっとも資源コストが重い為そう何度も使い回せるカードではない。 セット先のユニットは手札に移らない。 [部分編集] 宇宙要塞ア・バオア・クー / 拡張シート1 CHARACTER(UNIT) CH-19 緑 2-4-0 C (自動A):このカードは交戦中ではない場合、±0/-1/-1を得る。 M Ad NT [2][2][2] 交戦状態になると本来の性能を発揮するキャラクター。 敵軍本国に与える戦闘ダメージが減らない分、アムロ・レイ《DS1/EX1》より幾分使い勝手で勝る。 交戦のシステム上、帰還ステップの規定の効果後は必ず非交戦中であることに注意。ターン終了時にダメージがリセットされるよりも早く、テキストによって防御力が下がってしまう。 [部分編集] ベースドブースター / 猛き濁流 CHARACTER(UNIT) CH-68 緑 1-2-0 R クイック (自動D):自軍ターン終了時に、このカードがロール状態の場合、このカード以外の自軍カード1枚を廃棄する。または、自軍本国に3ダメージを与える。 M Ad NT [2][1][2] 軽いシャア。 ジオンに仇なすマイナステキストを持っている。 マイナステキストは、少なくとも緑ウィニーにとっては致命的な効果では無いため、単純に高い戦闘修正を持つウィニーキャラクターである事を重視される。大抵の緑ウィニーには1~2枚採用されているのでは無いだろうか。 また、補給などする事でデメリットが無くなる事も覚えておきたい。 なお、廃棄するカードは種類を問わない。 妄執の果てになど、場に残しておきたくないカードを廃棄できればベスト。 [部分編集] 刻の末裔 / 赤い彗星シャア編 / エクステンションブースター CHARACTER(UNIT) CH-91 緑 2-4-0 R プリベント(5) (自動A):このカードが「シャア専用ザクII」にセットされている場合、そのユニットの本来の戦闘力の値は、それぞれ3倍の値として扱う。 (自動A):このカードが属するセットグループは、「専用機のセット」が成立している場合、敵軍コマンドでは、破壊されずダメージを受けない。 M Ad NT [2][1][2] 専用機にセットしたいシャア。 特にシャア専用ザクIIにセットした時は効果が高く、スピードどころか戦闘力を丸ごと「通常の3倍」にしてしまう。 シャア専用ザクII《10th》で高い回避能力を持ちつつビートダウンしたり、シャア専用ザクII《SP》で高機動を持たせるのも強力だ。 シャア専用ズゴック《11th》など、単体でも十分強力なシャア専用ユニットにセットしても良い。 3倍の値になるのはユニットの本来の戦闘力である。キャラクターなどによる戦闘修正は含まず、3倍になった後の値が本来の戦闘力として扱われる。例えば、本来の戦闘力が[2][1][2]のシャア専用ザクIIにこのカードがセットされ、かつ乱戦が場にある場合、最終的なシャア専用ザクIIの戦闘力は[6][3][6]となる。 シャア専用ザクIIの性能はノーマルのザクIIに大差無く、いわゆる「通常の3倍」というのはシャア自身の技量による物である。その様な設定を上手くデザインに活かしたカードであり、ファンにとっても喜ばしい事である。 [部分編集] ガンダムエース編 CHARACTER(UNIT) CH-106 緑 2-4-0 R (ダメージ判定ステップ):《(1)》このカードが交戦中の場合、このカードと同じ戦闘エリアにいる全ての部隊は、戦闘ダメージの応酬を行う。 (注:戦闘ダメージの応酬は、ダメージ判定ステップの規定の効果と同様の処理を行う) M Ad NT [2][1][2] 破壊されているユニットは戦闘ダメージを与えない。(「破壊状態のダメージの計算」参照)このカードの効果による戦闘ダメージの応酬においても、それは同様である。 [部分編集] エクステンションブースター2 CHARACTER(UNIT) CH-180 緑 1-1-0 R (自動D):このカードが破壊された場合、自軍ユニット1枚を破壊する。 (攻撃ステップ):《(1)》手札にある、このカードの「専用機のセット」が成立するユニット1枚を、自軍配備エリアにリロール状態で出し、このカードをセットする。 M Ad NT [2][1][2] ついに1国になったウィニーシャア。 高い戦闘力・戦闘修正を持つウィニーカードの常であるマイナステキストと、手札から専用機を展開するテキストを持っている。 マイナステキストは撃墜された時に味方を巻き込んで被害増大、という効果。 しかし、例えばドップやガトルなど、破壊されても痛くないユニットを自分で選べる効果であるため、被害を最小限に抑える事ができる。 クイックなどは持たないものの、少なくともシャア・アズナブル《BB1》に比べれば、デメリットは小さくなったと言えるだろう。 もう一方の能力は、手札のシャア専用機をリロールインさせ、このカード自身もそれに乗り移る、というもの。 単純に展開力の補助となるし、最速なら1ターン目からでも打点が出せる。またコストを無視する為、ブースト手段どころか色も無視できる。 シャア専用は先行1ターン目からでもいきなり大打点を叩き出す事が可能な超高速デッキであるが、この能力がキーとなる。 また、普通の緑ウィニーでもシャア専用ザクIIなどが採用されていれば、狙えないわけでは無い。この能力抜きでも単純なコスト・パフォーマンスは高いので、とりあえず持っているだけでも損をするわけでは無い、という立ち位置になる。 自軍ユニットを破壊する効果は、既に破壊されているなどといった「破壊する効果を適用できない」状態のものを対象を取る事ができない。(Q A585参照) 同じカードセットに同名カードが複数(もう片方は別の色の再録カードであるが)収録された、非常に珍しいカードである。 2008年7月29日、制限カード入り。公式大会ではデッキに1枚しか入れられない。ただし、カードとして「1枚制限」や「1枚制限/デッキ」を持っているわけでは無いので注意。「1枚制限/デッキ」を持つカードとの明確な違いの一つとして、あるデッキにシャア・アズナブル《EB2》を1枚、シャア・アズナブル《BB1》を2枚、と採用する事が適正である点が挙げられる。 専用機のセットが成立するユニット一覧 リック・ディアス(クワトロ・バジーナ機) シャア専用ズゴック シャア専用ザクII シャア専用ゲルググ シャア専用リック・ドム シャア専用ムサイ シャア専用ザクII&ザクII(ガルマ・ザビ機) シャア専用ズゴック&アッガイ キャスバル専用ガンダム サザビー《DB10/CB2》 ジオング《CB2》 [部分編集] 革新の波濤 / ベースドブースター3 CHARACTER(UNIT) CH-37 赤 2-6-0 R プリベント(5) (自動A):敵軍プレイヤーは、このカードが属するセットグループには、オペレーションをセットする事ができない。 【(自動D):このカードの部隊が敵軍本国に戦闘ダメージを与えた場合、そのダメージの値と同じ枚数だけ、敵軍捨て山の上のカードをゲームから取り除く】 M Ad NT [3][3][3] 赤いシャア。 オペレーションをセットされず、本国にダメージを与えたらその分をゲームから取り除く能力を持っている。 転向されないことと圧倒的な戦闘修正、更にコスモ・バビロンの回復量を削ぐなど、赤いデッキのミラーマッチでは、これを先に出した方が勝つという性質のカードであった。 その後、シャア・アズナブル《12th》にバトンタッチする形でめっきり姿を消してしまう。 現在はせいぜい、回復対策としてサイドボードに稀に見かけるのみである。 [部分編集] 宿命の螺旋 / エクステンションブースター2 CHARACTER(UNIT) CH-70 赤 2-6-0 R プリベント(5) 【(自動A):このカードが属するセットグループは、廃棄以外の敵軍効果によっては移動しない】 (自軍攻撃ステップ):《(0)》このカードが戦闘エリアにいる場合、敵軍プレイヤーは、カード2枚を引く。その場合、敵軍プレイヤーは、G以外の自軍カード1枚を選んで廃棄する。 M Ad NT [3][3][3] 赤の「移動しない」シャア。 赤はカウンターが得意な色である事もあって、最も頑丈なキャラクターの1枚だと言える。 高い戦闘修正と強力な回避能力を併せ持つものの、当然ながらそれ相応に重いため、コントロールデッキのフィニッシャーにセットするのが一番だろう。 とにかく、「敵軍効果で移動しない」の一言に尽きる。 バウンスされたり、コントロールを奪われたりする心配が無い。フィニッシャーを守るために必要なカウンターの枚数が格段に少なくなるので、それ以外のマスト・カウンターだけをしっかり狙い撃てる様になる。 特に赤同士のマッチアップでは、赤のボード・コントロール効果のほとんどが移動効果に頼っているため、「このカードを先に出せた方が勝ち」と言われるほど重要な地位を占める。 俗に言う「シャアゲー」である。 それに比べて影は薄いが、もう1つの能力もそれなりに使い道はある。 カードアドバンテージ的に不利、廃棄するカードも相手依存と、普通なら絶対に使わない様な効果である。 しかし、場に1枚の重要カードを廃棄させられる事もあるだろうし、2ドローを2点の本国ダメージと計算する事も出来る。 何も強制的に起動する効果というわけでは無く、使ったら不利な状況なら使わなければ良いだけ。とりあえず持っているだけで強いのだ。 こちらの能力も、相手が赤い場合に効果が高い。このカードが場に出た時点で「相手に引かれて困るカード」というのが激減するため、相手の手札が増える事は重要では無くなる。油断は禁物であるが、積極的に2点ダメージとして運用していける状況も珍しくないはずだ。 また赤いデッキは、場にカードが並ばない事も少なくないので、重要カードの廃棄を迫れる事もあるだろう。極端に言えば、場に1枚のコスモ・バビロンや敵意という名の隣人を剥がして勝ち、などといった状況である。 対象が無ければ、テキストやカードはプレイできない。このカードの廃棄させる(ドローさせる)能力も例外では無く、G以外の敵軍カードが場に1枚も無ければ、2枚ドローさせたい状況であってもテキストをプレイできない。 [部分編集] 乱世に生きる漢たち CHARACTER(UNIT) CH-123 赤 3-6-0 R プリベント(5) (自動A):このカードの「専用機のセット」が成立している場合、このカードと同じエリアにいる、「特徴:NT」を持つ全ての自軍キャラクターのセットグループは、ダメージ以外での敵軍効果では、破壊されず移動しない。 ネオ・ジオン 男性 大人 NT [3][3][3] 3種類目の赤いシャアは、専用機に搭乗していると(自身を含む)同じエリアのNTのセットグループに、強力なアンタッチャブル効果を付与する。 赤で彼の専用機となるのは、キャスバル専用ガンダムとサザビー《DB10》の2種類のみ(青や緑を含めるなら増えるが、詳細はEB2版を参照) 専用機が成立できなければ只の大型キャラでしかないが、成立できた時の効果は強烈。 その意味では、前述のサザビー《DB10》は成立の補助ができる代替コストとブースト能力が込んでいるので、必須と言えるほどのパーツとなる。 成立した後は、直接的な除去とバウンス効果を全てシャットアウトできる。12th時の彼とは違い、廃棄にも対応している。 相手側からすれば、このカードを対処する手段は火力・ロール・マイナス修正・戦闘ダメージと、かなり絞られてくる。逆に此方側は魂の輝きの様な高いプリベントを持つ除去を無視できるので、フィニッシャーを守るカウンターをグッと減らせる。つまり、マスト・カウンターをより確実に狙い撃てるようになる。 しかも、同じエリアにいる他の自軍NTのセットグループを保護してくれる点も嬉しい。 赤における、現環境で使用頻度の高いキャラクターの大半はNTである事からも、実質「キャラクターのセットグループを全て守る」と置き換えても差し支えない(無論、非NTは守らないので構築次第だが) 以上の点から、サイコミュを主軸とした構築には欠かせない程の護りを見せる。 弱点は、前述した通りに「全く死角がない訳ではない」点だが、これはお得意のカウンターやボード・コントロール等で露払いすれば何の問題もない。問題なのは、赤とのマッチアップとなり、「先出しすれば勝つ」所謂「シャアゲー」の傾向が強まった点である。 また、自我喪失の様にNTを失わせるのも弱点。 [部分編集] コラボレーションカード CHARACTER(UNIT) GA-22 緑 2-4-0 (自動A):このカードがセットされているユニットが、赤色、つの付きではない場合、このカードは出撃できない。 (自軍配備フェイズ):《R(2)》このカードがセットされているユニットのイラストを赤く塗りつぶす。さらに、つのを描き足す事ができる。 (つの)は? M Ad NT [2][1][2] 赤色で、つのがあるユニットにしか乗りたくないシャア。 任意で資源コストを支払えるという以外にあまり利点がない。 転向などで奪ったレアカードにセットして効果を起動すると勝利できるかもしれない。
https://w.atwiki.jp/generation-overworld/pages/1079.html
シナリオ攻略 シナリオ クリア ボーナス CAPITAL ACE POINT CLEAR BREAK1 BREAK2 SECRET1 SECRET2 IMPACT 1位 2位 3位 25000 20000 20000 20000 20000 20000 +60 +50 +40 勝利条件 バルバトスの撃破 敗北条件 マスターユニットが撃破もしくは自軍ユニットの全滅 攻略条件 BREAK TRIGGER コード・フェニックスがガロードを撃破 コード・フェニックスがキラを撃破 CHALLENGE MISSION 5ターン以内にコード・フェニックスはガロードを撃破できるか? 5ターン以内にコード・フェニックスはキラを撃破できるか? CORE IMPACT 5ターン以内にコード・フェニックスが刹那を撃破 初期配置 自軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 M ハルファスガンダム アービィ 1 M マスターフェニックス コード・フェニックス 1 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 バルバトス バルバトス・ニューロ 1 ガンダムX ガロード・ラン 1 ガンダムエアマスター ウィッツ・スー 1 ガンダムレオパルド ロアビィ・ロイ 1 ガンダムXディバイダー ニューロ 1 Gファルコン ニューロ 1 エニルカスタム ニューロ 1 クラウダ(ランスロー機) ニューロ 1 ベルティゴ ニューロ 1 増援 1ターン経過、MAP下に出現 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ドートレス ニューロ 2 ドートレス・ウエポン ニューロ 2 ドートレス・ネオ ニューロ 1 ウィッツ撃破時、その場で復活(1回まで) 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ガンダムエアマスター・バースト ウィッツ・スー 1 ロアビィ撃破時、その場で復活(1回まで) 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ガンダムレオパルド・デストロイ ロアビィ・ロイ 1 ガロード撃破時、その場で復活(2回まで) 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ガンダムDX ガロード・ラン 1 GファルコンDX ガロード・ラン 1 BREAK TRIGGER1 増援 MAP上に出現 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 エールストライクガンダム キラ・ヤマト(C.E.71) 1 ガイアガンダム(バルトフェルド機) ニューロ 1 ムラサメ(バルトフェルド機) ニューロ 1 アカツキ(オオワシ) ニューロ アカツキ(シラヌイ) ニューロ ドムトルーパー ニューロ 3 シークレット CHALLENGE MISSION1達成時、MAP下に出現 シークレット軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ガンダムF91 シーブック・アノー 1 ヘビーガン ニューロ 1 ビギナ・ギナ ニューロ 1 増援 1ターン経過、MAP下に出現 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 M1アストレイ ニューロ 2 M1アストレイ(シュライク) ニューロ 2 ムラサメ ニューロ 1 キラ撃破時、その場で復活(2回まで) 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 フリーダムガンダム キラ・ヤマト(C.E.71) 1 ストライクフリーダムガンダム キラ・ヤマト(C.E.71) 1 BREAK TRIGGER2 増援 MAP上に出現 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ガンダムエクシア 刹那・F・セイエイ 1 ガンダムデュナメス ロックオン・ストラトス 1 ガンダムキュリオス アレルヤ・ハプティズム 1 ガンダムヴァーチェ ティエリア・アーデ 1 ガンダムアストレア ニューロ 1 ガンダムアストレアタイプF2 ニューロ 1 GNアーチャー ニューロ 1 ガンダム アヴァランチエクシア ニューロ 1 シークレット CHALLENGE MISSION2達成時、MAP下に出現 シークレット軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ∀ガンダム ロラン・セアック 1 シルバースモー ニューロ 2 増援 1ターン経過、MAP下に出現 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ジンクス ニューロ 2 ジンクスIII(連邦軍型) ニューロ 2 ジンクスIV ニューロ 1 刹那撃破時、その場で復活(2回まで) 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ダブルオーライザー(最終決戦仕様) 刹那・F・セイエイ 1 ダブルオークアンタ 刹那・F・セイエイ 1 ロックオン撃破時、その場で復活(2回まで) 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 ケルディムガンダム ロックオン・ストラトス 1 ガンダムサバーニャ ロックオン・ストラトス 1 アレルヤ撃破時、その場で復活(2回まで) 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 アリオスガンダム アレルヤ・ハプティズム 1 ガンダムハルート アレルヤ・ハプティズム 1 ティエリア撃破時、その場で復活(2回まで) 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 セラヴィーガンダム ティエリア・アーデ 1 ラファエルガンダム ティエリア・アーデ 1 CORE IMPACT インパクト軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 コピー体 コピー・ニューロ 5 解説 ステージは前作ワールドの「FINAL02 新たな未来へ」とほぼ同じ。 バルバトスの周囲とマップ上のいたるところに進入不可エリアが配置されている。 大型の戦艦とXL以上の機体は動くことすらままならない。戦艦はなるべく小さいものを選ぼう。小さい戦艦は大抵HPが低いので、ガンダニュウム合金とIフィールドで防御面を補っておくこと。 ワールドツアーEXと同様、特定ユニット(バルバトス)を倒すとステージクリアになる。逆に完全クリアを目指す場合は攻撃に耐えながら進めなければならないので苦労する。 バルバトスは一定ターンが経過するとステージ上のどこへでも自由に現れて攻撃してくる。マルチロックも仕掛けてくるので、HPが減った機体はすぐ戦艦に搭載しよう。マスターのHPには特に注意を。 バルバトスが初期位置にいても左右の直線上からなら射程が10あれば狙い撃ちできる。スキルで射程を延ばしたサテライトキャノンやアトミックバズーカを当てれば開幕直後のクリアも可能。 最初の相手はXのガンダム部隊。進入不可エリアから撃ってくるサテライトキャノンが非常に厄介。こちらも長射程武器で支援陣形を組んで早めに3回倒してしまいたい。 ブレイク条件機体は全て出現直後から移動してくるので、フェニックスは敵の接近を待っていればいい。 ブレイク1はキラとSEED勢。フリーダムに実弾、アカツキにビームが効きにくい点以外はそれほど苦労しない。 シークレット1は最下部に出現。F91以外の2機が先行してくるので、捕獲したい場合は倒さないよう注意。 ブレイク2は00のガンダム部隊。高威力のトランザムをほぼ全員が持っているのをはじめ、厄介な相手が揃っている。刹那とアレルヤは初期機体のまま放置して、長射程のロックオンとマルチロック所持のティエリアから片付けると楽になる。 シークレット2も最下部に出現。最大射程4の貧弱な武器ばかりなので余裕を持って戦える。
https://w.atwiki.jp/urawaza/pages/414.html
■PSP Top | 目錄 | あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行 ■SDガンダム Gジェネレーション・ポータブル SD GUNDAM G GENERATION PORTABLE ■「攻略・參考」資料 □SDガンダム Gジェネレーション・ポータブル Wiki ■「裏技・攻略」情報 ●COLLECTION達成率獎賞 達成率 入手角色 入手機體 15% ユウ・カジマ BD1号機 20% ジョニー・ライデン ライデン専用高機動型ザクⅡ 25% ミゲル・アイマン ミゲル専用ジン 30% ロウ・ギュール アストレイ レッドフレーム 35% シーマ・ガラハウ シーマ専用ゲルググM 40% リョウ・ルーツ Sガンダム 45% ロンド・ミナ・サハク アストレイ ゴールドフレーム 50% ハマーン・カーン ハマーン専用ガザC 55% トビア・アロナクス クロスボーンガンダムX3 60% カナード・パルス ハイペリオンガンダム 65% アナベル・ガトー GP02 70% ララァ・スン エルメス 75% ゼクス・マーキス トールギス 77% ステラ・ルーシェ ガイアガンダム 80% フォウ・ムラサメ サイコガンダム 85% プレア・レヴェリー ドレッドノートガンダム 90% パプテマス・シロッコ メッサーラ 93% ギム・ギンガナム ターンX 95% 叢雲劾 アストレイ ブルーフレーム 97% ラウ・ル・クルーゼ ラウ・ル・クルーゼ専用シグー 99% 東方不敗マスター・アジア シャッフル・ハート 100% ハロ ハロ ●爆機特典 在模式選擇畫面中會追加「CREDIT」。 Top | 目錄 | あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行 ■PSP
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5464.html
「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。 SDガンダム GGENERATION-ZERO 【えすでぃーがんだむ じーじぇねれーしょん-ぜろ】 ジャンル ウォー・シミュレーションゲーム 対応機種 プレイステーション 発売元 バンダイ 開発元 トムクリエイト 発売日 1999年8月12日 定価 6,980円(税別) 廉価版 BANDAI THE BEST2001年5月2日/3,800円(税別) 判定 良作 SDガンダム Gジェネレーションシリーズリンク 概要 特徴・前作からの変更点 評価点 シナリオ・作品数 収録機体 難易度 BGM ムービー 難点 敵フェイズのテンポの悪さ・ロードの遅さ ボーナスステップの強さ プロフィールの仕様 ブリッジクルーの成長システム レンタルキャラクター 総評 余談 概要 ガンダムシリーズ作品が集結したGジェネ据置機シリーズの2作目。 登場作品と機体数の大幅増加、システムの追加・変更が行われ、トムクリエイト系Gジェネの基本システムの大部分が完成した。 特徴・前作からの変更点 機体関連 武器のカテゴリとして「必殺技」が追加された。 パイロットのMPを大量に消費する代わりに威力が高いのが特徴。 また、ファンネルのようなサイコミュ兵器は射程がパイロットのテンション(後述)で変動するようになった。 射程は通常は6、最低で4、最長で10になる。 機体の地形適性が宇宙・空中・地上・水上・水中の5項目になった。 これにより、ドムのようなホバー走行の機体は水中に沈まなくなり、地上と同じように移動できるようになった。 また、前作では地上と空中のどちらかの適性しか持たなかったが、本作ではどちらの適性も持つ機体が登場した。 単独でも飛行可能だが適性が低いため地上に降ろしたほうが移動力が上がる、といった機体もある。 ACE登録 前作では機体を開発すると自動的に生産リストに登録されたが、本作では開発しただけでは生産リストに登録できない。 代わりに「ACE登録」として機体をACEまで育てることでリストに登録する形になった。 自軍だけでなく、ゲストの機体をACEまで育てることでも登録可能。 そのため、強力なゲスト機体をACEまで育てて登録するか、純粋に自軍の機体を育てるかを選べるようになり、戦略性が増した。 アムロのガンダムを登録するチャンスは多く、詰み防止に一役買っている。序盤でのガンダムは頼もしいし、開発だけでサイコガンダム系に行き着くため最終的な戦力としても申し分ない。 階級 前作同様、階級が設定されている。階級は伍長から大佐まで、また階級にはAからDのランクがありDから始まりAでランクアップすると階級が1つ上がる。 ゲストキャラのレベルを上げるとステージ終了後、上がった階級に応じてボーナスが加算される。これによってACE登録と合わせてゲストキャラの価値が上がった。 改造 ACEになった機体は、さらに経験値を貯めて改造することで能力の底上げができるようになった。 思い入れのある機体を好きなだけ強化できるので、コロニーを一撃で撃墜するザクなんていうものも作れる。 ボーナスステップ おそらく本作最大の特徴。 敵を撃破した場合、行動終了にならずもう一回行動できる。そのため、撃破したら次の敵に攻撃したりヒット アウェイで母艦に帰還したりと様々な戦術が取れる。 当然敵に味方を撃破された場合も適用されるので、味方に弱った機体がいるときは注意が必要になる。 キャラクター能力の細分化 射撃・格闘・回避といった純粋なパイロットとしての能力以外にもリーダー・艦長としての適性となる指揮、後述のブリッジクルーとしての適性となる通信・操舵・整備・魅力といった能力が設定され、よりキャラの個性が出るようになった。 また、キャラの成長率にも変化がつけられ、初期能力が高い=最後まで強いとは限らなくなった。 オリジナルキャラクターたちにも個性らしい個性が付き、台詞の使い回しも撤廃、一部キャラはカットイン(とボイス)が用意されるなど扱いが良くなった。 後に「良家のお嬢様を装っているが地は極道」というとんでもないキャラで知られるようになったフローレンス・キリシマがこうなったのは本作からである。前作にも登場はしていたが、台詞がお嬢様系の使い回しだったため特にネタ要素は無かった。 余談だが、本作での彼女の性格は「弱気」。 戦艦関連 戦艦には艦長に加え通信士、操舵士、整備士、ゲストの4人までブリッジクルーとして搭乗可能になった。 クルーにはそれぞれ効果があり、数値の高いキャラを配置することで部隊のサポートを行える。効果は以下の通り。 艦長:戦艦のパイロットとして扱われるほか、指揮の数値が高いほどグループレベルが上がり指揮範囲が広くなる。 通信士:通信が高いほど搭乗している戦艦の攻撃命中率が上がる。 操舵士:操舵が高いほど搭乗している戦艦の回避能力が上がる。 整備士:整備が高いほど搭載しているユニットの1ターン当たりのHP・EN回復量が増加する。 ゲスト:魅力が高いほどキャラクターの1ターン当たりのMP回復が早くなる。グループレベルにも関係する。 これにより、アストナージ・メドッソ(整備が高いメカニック向け)やリィナ・アーシタ(魅力が高いゲスト向け)のようなおよそ戦闘向きでないキャラも的確なポジションに配置することで有効に使えるようになった。 また、戦艦には最大3チームまで編成できるようになった。1チームは最大8機なので、戦艦の最大搭載数は24機にまで増えた。 もっとも、それだけの搭載数を持つ戦艦はほとんどないが。 テンションシステム キャラクターには通常の能力の他にMPが設定されており、現在のMP/最大MPで普通・強気・弱気の3段階にテンションが変化するようになった。MPはサイコミュ兵器や必殺技を使うことで消費するほか、戦闘の結果やイベントによって細かく上下する。そのため、いかにテンションを高く保つかが戦術の肝の一つになる。 弱気になると与えるダメージが少なくなり、サイコミュ兵器は射程が4に短縮される。さらに下がってMPが0になると「混乱」となり、反撃や攻撃が一切できなくなる。 逆に強気になると与えるダメージが高くなり、サイコミュ兵器の射程が8に延長される。さらに進んでMPが満タンになると「超強気」となり、全ての攻撃がクリティカルになる。また、サイコミュ兵器の射程は10に達する。 また、テンションが超強気になると能力や武器が変化する機体が追加された。シャイニングガンダムなどMFのスーパーモード、ガンダムF91の最大稼働モードが該当する。 消費したMPは戦艦に搭載すると回復できる。 MPの基本値はグループレベルで決まり、グループレベルが高いほど基本値も高くなる。 また、このシステムの搭載に伴い、キャラごとに「性格」が設定された。 性格によってテンションの弱気・普通・強気の比率が異なる。「普通」は普通の、「強気」は強気の比率が高い。 特殊な例としては普通の比率が高く強気にも弱気にもなりにくい「冷静」、逆に普通の比率が少なく強気と弱気の比率が高い「激情」、激情からさらに普通の比率が減った「強化人間」があり、原作におけるキャラクター性再現の一端を担っている。 また、テンションによってキャラクターの顔グラフィックが変化するようになった。 ストーリーパートでも使われており、演出向上の助けとなっている。 また、ファンネル系のMP消費武装は、使用すると同時にMPを消費してしまうため、超強気の恩恵を受けることが出来ない。 ただ、そのせいで敵が強化人間だらけになる『Ζ』終盤や『ΖΖ』終盤の難易度がマシという点も一応ある。 なおサイコミュ兵器で敵を撃墜すると消費量と増加量がちょうど釣り合うため、MPが変動しない。そのため、サイコミュ兵器を使う際は一撃必殺が求められる。 必殺技は消費量のほうが増加量より多い場合が多く、1回使うと間違いなくテンションが下がる。 評価点 シナリオ・作品数 CD-ROM2枚組となったことで収録作品が大幅にパワーアップ。 シチュエーションモードでは新たに『ガンダム・センチネル』『機動戦士ガンダムF91』『機動戦士Vガンダム』のストーリーを収録。機体も原作に登場したものはほぼ網羅している。 特にそれまで知る人ぞ知る作品だった『センチネル』は、後述のムービーやBGMのカッコよさから一気に知名度が上がった。 また、前作では1ステージずつの再現だった『第08MS小隊』『THE BLUE DESTINY』『0080 ポケットの中の戦争』は、主立ったステージがほぼ再現された。 なお、初代『機動戦士ガンダム』(以下、ファースト)のストーリーの途中で挟まる形なのは変わっていない。 ほとんどの作品は前作よりボリュームアップしていると言っていいが、『ファースト』のみ前作と比べるとステージの減少やシナリオの省略が見受けられる。とはいえ、偏っていた前作のステージ構成が是正されたという見方も可能な程度ではある(*1)。 全50話だが、いくつかの話では前後半に分かれており、前半で条件を満たすことで後半戦に進むことができる。そのため、実質的なステージ数は80近くになる。 第1話からして前後編となっている。ここでは前半がブリティッシュ作戦(ジオン軍による人類史上初のコロニー落とし)を再現したステージで、コロニー落としを阻止できなかったことで後半の『ファースト』第1話再現ステージに移る。 無論ゲームを始めたばかりでは阻止できるはずもなく、一種のやり込み要素と言える。 単なる原作再現だけではなく、『ファースト』のソロモン攻略戦において他作品が絡んだストーリーが展開されるなど僅かではあるがクロスオーバー要素も用意されている(*2)。 『機動武闘伝Gガンダム』、『新機動戦記ガンダムW』、『機動新世紀ガンダムX』といった宇宙世紀以外のアナザーガンダムはそれぞれ1ステージだけキャンペーンステージとして収録された。 なお、これらのステージでは自軍の出撃ができず、あらかじめマップに配置されたゲスト部隊だけで攻略することになる。本作ではあくまでゲスト扱いとも言える。 収録機体 収録作品が増えたことで機体数もさらに増えた。 今ではすっかり有名になったHi-νガンダムやナイチンゲールは本作がGジェネシリーズ初登場。 元々人気の高い機体の上位機に近い扱いのため性能も高く設定され、ファンの間での知名度を大きく向上させた。 前作では主役機だけだった『G』『W』『X』も序盤に登場する機体が一通り収録された。 逆に前作で存在したゴッドガンダムやウイングガンダムゼロ、ガンダムDXといった後期主役機が登場しなくなった。 また、純粋なゲストとして∀ガンダム(とロラン・セアック)も登場。 ただし当時放映中だったため、月光蝶など後半で見せた能力のないオーソドックスな性能になっている。 『SDガンダムワールド ガチャポン戦士 スクランブルウォーズ』版サイコガンダムがサイコロガンダムの名前でまさかの登場。 サイコロにサイコの頭がくっついているという冗談のような見た目とは裏腹に本作最強の戦闘能力を誇り、後のシリーズでは「四角い死神」と渾名された。 前作最強だった「丸い悪魔」ハロは弱体化され、中堅どころの機体となった。 難易度 トムクリエイト系Gジェネといえば好きな作品のステージから始められるイメージがあるかもしれないが、本作まではステージ順固定かつ後戻り不可。ステージクリア型のSLGとしては一般的な仕様となっている。 ステージ選択式と比べてプレイヤーごとの保有戦力差が小さいため、簡単すぎる・難しすぎるということにはなりにくい。次作『F』には無い本作ならではの強みといえるが、どちらが良いかは好みの問題か。 ゲームの難易度そのものはそれほど高くないが、後戻りができないため、計画的に機体を育てていかないと最悪詰む。 中盤を過ぎる頃からは自軍で支援してやらないとさすがにゲストでもきついので、あまりアテにすることもできない。 とはいえ、後述のACE登録システムが導入されたため大抵はなんとかなる。 最終ステージクリア後は、好きなステージを選択して何度でもプレイできるシチュエーションクエストモードに移行する。 BGM 本作のBGMは原曲と大差無い物になっている。主題歌のインストアレンジされた物も収録されておりファンには嬉しい所。 非映像作品である『センチネル』のBGMはオリジナルの楽曲が採用、評価は高く作品自体の人気を高める事に成功している。 オリジナルキャラの戦闘BGMも多数収録されておりキャラ個性を上手く引き立てている。 ムービー 前作に引き続き、ハイクオリティな3DCGムービーも収録。 中でも『センチネル』の山場とも言えるEx-SガンダムとガンダムMk-Vの戦闘を描いた「エアーズの攻防」は本作のムービーの中でも特に秀逸な出来で、現在でも人気が高い。 このムービ-で使われたBGMは、『F』以降で主人公リョウ・ルーツのBGM「Superior Attack(*3)」の元となり、『センチネル』を代表する一曲として『ガンダムバトルユニバース』など他のガンダムゲームでもSガンダムのテーマ曲として使われている。 アナザーガンダムのステージでも各作品ごとに1本ずつムービーが収録されている。 難点 敵フェイズのテンポの悪さ・ロードの遅さ 終盤にもなると1ステージに登場するユニット数が半端ではないうえ、戦艦が多いと搭載機の出撃などを行うので、敵フェイズはとにかく時間がかかる。 CPUの思考時間や戦闘アニメのローディングも長く、ゲームのテンポはかなり悪い。 ただ、やはり前作と同じく戦闘アニメはオフにすることが可能。むしろ前作からはかなり改善されてスピードは早くなっているので、一概に問題点とは言えない。 ボーナスステップの強さ 現在のGジェネでも問題視されているが、敵を撃破さえすれば無条件で再行動可能なので、極限まで鍛えた機体を用意し、テンションを超強気に保つと無双プレイが可能になり、作業ゲーと化してしまう。 通常であればENが切れてしまえば攻撃できなくなるので母艦に帰艦して終了なのだが、本作のMFはENを一切消費しない。そのため、鍛えたMFは射程内に敵がいる限り帰艦すらすることなく延々と戦う修羅と化す。 さすがにまずかったのか、『F』以降はMFの武装もENを消費するようになった。 プロフィールの仕様 ユニットプロフィールにバグがあり、一部の機体が登録されないため絶対に100%にならない。 そのためか、後の『F.I.F.』には本作のプロフィールが100%のセーブデータが収録されている。 また、本作では生産可能な機体は生産リストに加えないとプロフィールに登録されない。 そのため、捕獲と開発で入手した機体を登録するにはACE登録を利用する必要があり、埋めるのがかなり面倒になっている。 単純な経験値稼ぎはもちろんだが、生産リストそのものにも登録できる限度があるため、プロフィール埋めのために空きを用意する必要がある。 以降の作品では機体を入手するだけでプロフィール登録されるようになった。 ブリッジクルーの成長システム 本作では戦艦が敵を撃破しても経験値を得られるのは艦長だけとなっている。 そのため、元々の能力が高いならともかく、育てようとするならパイロットか艦長にして、心許ない能力で戦わせる必要がある。 レンタルキャラクター 原作キャラクターは資金を支払うことで1ステージ限りの助っ人として使用可能になる。レンタル可能キャラクターの数がやや改善された以外は前作と同様。 当然ながらそのキャラがゲストとして登場するステージではレンタル不可。 また、『ファースト』と『逆襲のシャア』のアムロのように年代の違う同一キャラクターを重複してレンタルすることも不可となっている。 レンタルキャラもゲストキャラ同様にランクが上がればボーナスが加算されるがランクが1つ、階級が1つ上がった位ではレンタル料すら回収できないためリターンは少ない。 「毎回資金が必要」「育成することができない」といった点から評価は芳しくない。これらは後のシリーズで改善されていく。 レンタル兵という自軍専用の一般兵も登場したが能力が低いため戦力にならない。 総評 前作からさらにボリュームアップし、現在のトムクリエイト制作Gジェネの根幹となっているシステムのほとんどを確立した良作。 さらに『センチネル』といったマイナーな作品にもスポットを当て、知名度を上昇させた功績は大きい。 この路線は次回作の『F』でさらに強化され、ガンダム図鑑とも呼べる作品へと昇華される。 余談 本作における『G』のガンダムローズのローゼス・ビットはビット扱いのせいかサイコミュ兵器にカテゴライズされており、パイロットのジョルジュ・ド・サンドもニュータイプ扱いとなっている。 以降の作品では修正されており、前作の強化人間ヒイロ・ユイに並ぶ本作オリジナル設定となっている。